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[がんね栗の里]がんね栗で地域再生を

・どのような経緯で”がんね栗”の事業に辿り着いたのですか? 私は2000年に関西から山口県岩国市美和町に引っ越してきました。秋になると栗が裏山でたくさん採れます。それを友人に送ると、みんなが有り難いと言ってまさに海老で鯛を釣る状態でした。送った栗はどれも大きく立派だったので、良いものを選別して送っていたと思われたみたいです。実際には、選別していたのではなくどれも大きくて立派だったのですが、気になって栗について調べてみると、その品種は「がんね栗」と言われるものでした。


がんね栗の歴史は古く、平家の落ち武者一族が自生していた天然の栗の木に接ぎ木をして栽培した栗がその原点だといわれています。

がんね栗は、大正2年に京都で開かれた「全国栗品種名称調査会」で、他に類を見ない優良品種として国の推奨品種に指定され、地元の岸根(がんね)の地名が登録されました。和栗の中でも最大級の大きさを誇ります。

「歴史的背景の物語」、「地名に由来する地域の名産」、「全国の中で最優秀品種の栗」。 地域再生に、こんなに条件の揃った財産はないと思いました。





・和栗の元祖に辿り着いた時に、それを事業にしようと思われたのはどのような理由からですか?


がんね栗の価値を誰に話をしても自分たちでやってみようという声はなく、埒が明きませんでした。「ならば自分がやるしかない。6次産業化しないと意味がない」と思いました。


任意団体、企業組合で法人化しました。

がんね栗の品種を継承し、品質の高い栗の生産基盤を整備するとともに、がんね栗の特徴を生かした加工品を大都市圏を中心に幅広く販売すること(インターネット販売含)で、がんね栗のブランド構築を行う。


そのために、平成24年9月に、自己資金で加工場及び直売所を整備し、平成25年度の収穫時期より、本格操業を開始するため、商品の安定化、販路の開拓等組合員一同一丸となって日々取り組んできました。新鮮な高級加工品の開発を行うことで、がんね栗が地域ブランドとなり、地域の活性化や所得の向上、雇用の創出にも広く寄与できるものと考えているからです。


平成25年2月28日に「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(六次産業化・地産地消法)」に基づく「総合化事業計画」の認定を農林水産大臣から受けられました。


・どのような方々にこの素晴らしい商品を届けられたいですか?


私は、商品の6次化が完了していない頃から大都市圏の商談会、展示会に出展してきました。がんね栗の知名度を向上させたかったからです。商談や展示会を通じて、和栗は価値があると確信しました。

栗は、スイーツとの相性が大変良い素材です。 がんね栗は、1粒30~40グラムほどもあり、手のひらにのせても片手では包みきれないほどの大きさがあります。和栗でこれだけ大きな栗は他にありません。糖質が強くまろやかな甘さの大きな栗が、マロンパイやパウンドケーキの中にどっしりと入り食べごたえのある逸品です。 栗の大きさを活かした焼き菓子の他、少量の砂糖以外に余分なものを一切加えず練り上げた、風味豊かなきんとんは、濃厚で深みがあります。ひと口食べると口いっぱいに栗の風味が拡がり、栗を満喫できます。恐らく栗好きの方にはたまらないのではないでしょうか。 きんとんは日持ちするので、海外の方にも食していただきたいです。今は台湾に送っています。


・これからがんね栗を通じて、どのような将来を描いていらっしゃいますか?

がんねの栗の里:代表 下森祺充さん

少しずつがんね栗が知られてきましたが、現在の課題は生産面です。当面はこちらの対策に注力していきます。


将来的には、がんね栗の6次産業化で、所得の向上、雇用の確保、障害者の就労で、地域の活性化を行うことが目標です。






がんねの栗の里を応援したい方はこちら YES「がんねの栗の里 事業応援」

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